2011年6月8日水曜日

千代田区御茶ノ水 撮影;2011.6.4














お茶の水はいわずと知れた学生の街。『日本のカルチエ・ラタン』とも呼ばれている。
駅前の交差点は、お茶の水橋を渡って東京医科歯科大方面に行く人と駿河台方面の大学に行く若者でごったがえす。
歩道を楽しそうに歩くグループや木陰のあるベンチで本を読む若者の姿はいつの時代も変わらない。
駿河台方面に進むとにぎやかな音楽をひびかせた楽器店が並ぶようすも変わらない。

ニコライ堂や山の上ホテルも健在だ。
高さ35メートルのドーム屋根が特徴のニコライ堂は、日本では最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築といわれる。明治24年に建てられたが、関東大震災で大きな被害を受けたのち修復を経て現在に至るという。
後方に高層ビルが建設中だが存在感では他を圧倒する。
山の上ホテルは明治大学の脇にある坂をのぼった所にある。
著名な作家たちが逗留し、数々の名作を世におくり出したという。

しかし今、大学の旧校舎は次々に建て替えられた。
明治大学の学生たちはリバティタワーやアカデミーコモンといった高層キャンパスで学ぶ。
向かいにある日本大学も磯崎新設計によるお茶の水スクウェアを取得しキャンパスとする。
古くても風格を感じさせた、かつての校舎を懐かしむ声は多いに違いない。

photo ; 宇都宮 保
文;長谷川

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