2012年7月26日木曜日

JR中野駅北口の大飲食店街

◎TOKYO PHOTO  ; NAKANO KITAGUCHI NOMIYAGAI 15.7 2012










中野駅北口のサンモール商店街から横道に入ると、小さな飲食店街が網の目のように連なり、大飲食店街をなしている。中野北口一番街商店会から始まり、二番街商店会、三番街商店会、五番街商店会、狸小路商店会、白線通り商店会、新仲見世商店会、ふれあいロード商店会と12もの商店会、およそ900軒の飲食店を数えるという。

サブカルの聖地らしく店の入り口に置かれている人形もユニーク。休日は昼間から焼き鳥の煙が立ちのぼる。昔ながらの居酒屋があったり、今風のチェーンの飲食店があったり、台湾料理や韓国料理店などがあったり、お話セラピーなる少し怪しげな店もあったりと、その猥雑さに魅かれ多くの人が行き来する。

店舗に貼られた昔の漫画のキャラクターにカメラをむける外国人もいる。狭くひしめく飲食店街ながら新宿の歌舞伎町のような危険を感じないのは、地元に住む人がこの通りを日常的に通行に使っているからだろうか。若い女性や親子連れも多い。

“中華そば 青菜”というラーメン屋さんで、少し早めの昼食をいただいた。昔ながらの屋台をイメージした清潔な店内。作業工程は至ってシンプルだが工夫を凝らした味だった。時間帯によっては多くの人が並んで順番を待つという。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

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