2013年3月12日火曜日

台東区谷中界隈『いつか陽のあたる場所で』ロケ地

◎TOKYO PHOTO YANAKA ; 2013











◎text
台東区谷中を舞台にしたNHKドラマ『いつか陽のあたる場所で』が、今日で最終回を迎える。見逃してしまった日もあったが、久しぶりに連続ドラマをじっくり見た。昨年の夏に谷中界隈で撮影中の上戸彩や飯島直子、竜雷太や松金よね子などを何度か目にした。酷暑の中での撮影にもかかわらず、上戸彩は汗もかかず奮闘していたことを思い出す。

『いつか陽のあたる場所で』は乃南アサの小説が原作。罪を犯した刑務所帰りの2人の女性が、家族に見捨てられ、過去を隠しながらも、お互いに励ましあい下町・谷中で懸命に生きようとする物語。少しづつ周囲との絆をとりもどしていく様子が丁寧に描かれる。

そのロケ地を少し紹介ー。
主人公の小森谷芭子(上戸彩)と江口綾香(飯島直子)がよく歩いていた並木道は谷中霊園。桜並木は3月後半から4月にかけて満開になり、多くの人で賑わう。
綾香の働いていたパン屋さんがあった商店街は谷中銀座商店街。芭子が好きになった岩瀬圭太(斎藤工)もここで手品を披露していた。谷中銀座商店街は休日には大勢の観光客でごったがえす。暖かくなってきて酒屋さんの前にはビールを楽しむ人、谷中メンチにも大行列が出来る。
芭子と綾香が買い出しをしてよく歩いていた商店街はよみせ通り商店街。圭太と芭子のシーンを描いた須藤公園や根津神社。芭子の住まいがあったのはヒマラヤ杉の先。芭子と綾香の過去が服部香江子(坂井真紀)によって明かされてしまう場所が谷中コミュニティセンターと防災広場初音の森、など。

いつも通る商店街や神社がテレビ画面に登場すると、別の場所を見ているように新鮮に映る。この物語に谷中界隈はよく合う。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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