2013年3月7日木曜日

墨田区大横川親水公園 清平橋から浅草、上野

◎TOKYO PHOTO FROM KINSHICYO TO UENO ; 16.2.2013











◎text
墨田区の大横川親水公園から浅草、上野へと歩いた。大横川親水公園は墨田区内を流れている大横川の多くの部分を埋め立てて造られた公園で、総延長は約1800メートルある。マンションやビルの合間から顔を出す東京スカイツリーの大きさに圧倒されながら進む。

大横川は業平橋付近で北十間川から分かれ、南へ流れこんで仙台堀川と交差し、さらに南下して江東区木場付近で左折。大横南川支川や平久川などに分かれてから隅田川に流れ込んでいる。もとは江戸時代に埋め立てられた場所にできた運河。一帯は工場などからの地下水の汲み上げなどにより地盤沈下が激しい地域で、水が溢れて浸水する危険を防ぐために親水公園として整備されたという。

園内は花の広場と釣堀、子供たちが遊べる広場、多様な生物が生息するビオトープなどのいくつかのゾーンに分かれていて都会の中のオアシスという雰囲気を持っている。犬を連れてゆっくり散歩する人、小さな子どもを遊ばせている人の姿がある。頭上すれすれにいくつもの橋が架かっているのも面白い。清平橋、法恩寺橋、紅葉橋、横川橋、平川橋。

業平橋の手前の平川橋で上に出て、東駒形4丁目、3丁目、2丁目、1丁目と進む。碁盤の目のように区画が整備され道路も広いが、車の通りも人通りも多くない。隅田川とアサヒビールの建物を見ながら駒形橋を渡って、観光客で賑わう浅草通りを真っ直ぐ進んで上野駅に着いた。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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