2013年5月9日木曜日

文京区弥生 竹久夢二美術館・弥生美術館

◎TOKYO PHOTO TAKEHISAYUMEJI,YAYOI-MESEUM ; 26.4.2013








◎text
文京区弥生は、根津神社前のS坂を上った高台から東大地震研究所、農学部・工学部を含んだ一帯に位置する。東大の敷地が多くを占めてして一般の住宅は少ない。

住宅地の中には「サトウハチロー旧居跡」碑がある。その2、3軒隣に「團藤重光」と表札が掛けられた家が最近まであった。東京大学名誉教授で元最高裁判所判事。法学を学んだ者で団藤重光の名を知らない人はいないと言われる程の業績をのこし、2012年6月に98歳で亡くなった。残念なことに、最近になって住宅が取り壊され更地になった。

サトウハチロー旧居跡も現在は駐車場になっている。築70年にもなる旧居を、ハチロー没後に修復し「サトウハチロー記念館」として開館したが、記念館を運営していたハチロー夫人が亡くなった後、岩手県北上市に移ったという。

言問通りを渡り弥生土器発掘地の碑の見て、さらに進んで次の工学部の裏手の角を左折。東大の弥生門の向かいに根津美術館がある。弁護士・鹿野琢見によって1984年6月に創設された私立美術館。緑に囲まれたレンガのシックな造りの建物は周辺の街並とも合っている。入口にはカフェ「夢二カフェ 港や」がある。

根津美術館では、鹿野氏が収集した戦前の叙情挿画家・高畠華宵の作品等出版美術コレクションを基にしており、他にも明治・大正・昭和の挿絵画家によるレトロ・浪漫な作品が蒐集・展示されている。また同じ敷地内に竹久夢二美術館も併設されていて、1階および2階のフロアで竹久夢二作品および関連資料の展示が行われている。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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