2014年1月23日木曜日

新宿区神楽坂 見番横丁から芸者小道

◎TOKYO PHOTO FRON KAGURAZAKA 11.1.2014










◎text
小栗横丁から神楽坂通り商店街に出る。休日ともなると多くの人で賑わっている。商店の間の狭い路地を左折。小さな伏見火防稲荷神社があって、この通りを見番横丁と呼ぶ。

見番横丁は、芸者衆の手配や稽古を行う「見番」が沿道にあることから名付けられた。稽古場からは時折、情緒ある三味線の音が聞こえてくる…らしい。

見番横丁から、さらに左手の細い小路に入る。人がひとり通れる程の坂道で、芸者小道とも熱海湯階段とも称される粋な石畳の階段に続く。石段途中には「加賀生麩割烹 神楽坂前田」や「別亭 鳥茶屋」などの高級な老舗もあり、昼時、上品な中高年女性たちが出入りする。石段を下りると熱海湯の脇に出て、東京理科大学裏手の小栗横丁につながる。

この石段は、2007年のテレビドラマ「拝啓、父上様」の撮影地だったという。神楽坂の老舗料亭を舞台に繰り広げられたドラマで、嵐の二宮和也が主人公で倉本聰が脚本。少女の持ったダンボールからこぼれた無数のリンゴが、石段上からコロコロ転がってきて、それを二宮演じる板前の一平が受けとめる、という印象的なシーンがここ。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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