2014年2月6日木曜日

飴細工アメシン(台東区今戸)から待乳山聖天(まつちやましょうでん)

◎TOKYO PHOTO FROM IMADO-AMESHIN TO ASAKUSA-MATSUCHIYAMASYODEN 1.2.2014









◎text
台東区今戸の今戸神社の向かいに和風のオシャレな店がある。『アメシン』という若いオーナーが製造販売している手作りの飴細工の店で、鯉や金魚、干支などを象った美しい飴細工が店内に飾られている。

熱して柔らかくした飴を、握りハサミを使って様々に造形するのだという。飴とは言ってもこれ程美しいものは、おいそれと食べれるものではない。どれくらい保てるのか聞いたところ、保存方法によっては一年以上大丈夫とのこと。お土産や贈り物などに喜ばれる逸品だ。2013年9月にオープンしたばかり。オーダーメイド製作や体験教室もあり、カフェスペースもあるので気軽に立ち寄れる。

真宗大谷派の本龍寺と、慶養寺を通り過ぎた先に、待乳山聖天(まつちやましょうでん)という読みにくい名前の寺がある。待乳山本龍院とも呼ばれ、浅草寺の子院のひとつ。この寺には浅草名所七福神のうち毘沙門天が祀られている。

階段を上がっていくと、境内の入口に一本250円で大根が売られ、本堂の中には聖天に対するお供え物としてこの大根が積み上げられている。大根は、体内の毒素を中和して消化を助けるはたらきがあるところから、お供えすることで聖天様が体の毒を洗い清めてくれるという。

また、境内には浴油祈祷とある。説明によると、“浴油とは聖天様独特のご供養法のことで、密教の修法の中でも最も深秘の法とされている。この供養法により聖天様のお力がより一層高められ、私共が不可能と思われるような願い事でも、尊天の不思議方便のお働きを得て必ず成就させて頂ける”とのこと。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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