2014年4月30日水曜日

豊島区目白の千登世橋から文京区目白台の富士見坂

◎TOKYO PHOTO MEJIRODAI-FUJIMIZAKA 12.4.2014









◎text
目白駅から目白通りに沿って学習院大学前を進んで、千登世橋まで来る。千登世橋の下には明治通りが走り、すぐ隣の千登世小橋の下には都電荒川線の線路がある。

千登世橋は、昭和7年に橋長28メートル、有効幅員18.2メートルの一径間鋼ヒンジアーチ橋で架設された。土木史的価値の高い橋として、「東京都の著名橋」に指定されている。平成2年に千登世小橋と共に親柱、橋欄橋側灯、橋詰広場等が修復されて、歴史的原型の保全を行っているという。

橋詰広場には、関東大震災の帝都復興事業を計画し実行したという来島良亮氏をたたえる記念碑も建てられている。橋の袂に立つと、周辺の建物との違和感がなく、古き良き時代を感じさせる落ち着いた佇まいがある。早稲田方面への荒川線がトコトコ坂を上り下りする様子をしばらく眺める。

豊島区高田と文京区目白台の区境にある古い酒屋さんの間を入っていくと、富士見坂と名のつく急坂がある。江戸時代からの歴史ある坂で別名は東坂ともいう。隣の階段道は日無坂といい、両坂の間には蔦の絡まった民家が存在感を放つ。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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